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新米パパのための新・沐浴講座! 赤ちゃんとのコミュニケーションに欠かせない

ブツブツやお尻の赤み、ひび割れなど新生児特有の肌トラブルがゼロに! 洗浄剤の選び方から洗浄法・洗い流し方・沐浴後の保湿ケアのやり方まで、従来の常識をくつがえす画期的データに基づいた、シンプルかつすぐに実行可能な最新沐浴法とは?

清潔にすることだけでなく
親と子のスキンシップの1つ

「沐浴」とは、髪や体を洗い清めること(三省堂「大辞林」より)。

赤ちゃんに対する沐浴も同じく、もともとの目的は、赤ちゃんの体を清潔にすることだが、それだけではない。「赤ちゃんの血行を良くして、新陳代謝を活発にする」「裸にすることで、全身を観察し健康状態をチェックすることができる」などさまざまだ。

その中でも特に、父親にとって大切なのが、「親子のスキンシップになる」こと。どうしても母親よりもわが子と接する機会が少なくなりがちな父親にとって、肌と肌の触れ合いによる赤ちゃんとのコミュニケーションは欠かせない。沐浴に時間帯の決まりはないので、1日1回、沐浴の時間を大切にしたい。

また、沐浴(入浴)と合わせて、覚えておきたいのが、赤ちゃんのスキンケアだ。お風呂に入ったら入りっぱなし、大人はそれでいいかもしれないが、赤ちゃんはそういうわけにはいかない。実は、赤ちゃんのスベスベぷりぷり肌は“乾燥しやすい”のだ。

ただし、小さい頃からしっかりスキンケアを行なっていれば、将来皮膚トラブルに悩む確率も低くなる。だからこそ、ただ沐浴させるだけでなく、肌のこともしっかり考えてあげたい。

ここで教える沐浴法は、子供の肌を健やかに保つことを第一に考え、さらに肌の触れ合いによって揺るぎない親子関係を築けるという優れもの。さっそく今日から実践しよう。

準備編
沐浴をはじめる前に

本当に沐浴布は必要なのか? 本当にガーゼは肌にやさしいのか? 赤ちゃんが本当に心地よいと感じる温度は何度なのか? 今まで感じていたパパの疑問を解決する“赤ちゃんとパパのための正しい沐浴法”を紹介!

●環境を整える

<沐浴時間>
3分が目安。お風呂の目的は、赤ちゃんを温めることではなく、汚れを落とすこと。赤い斑点があったり、汗をかいたりしていたら温めすぎのサイン。

<室温>
冬は22℃が理想的な室温。赤ちゃんは代謝が活発なため、寒すぎるということはない。夏ならば25℃以下に。ちなみに湿度は50~60%が理想だ。

<湯温>
最適なお湯の温度は38~39℃。10ヶ月間いた子宮の中は37.8℃。赤ちゃんは、これに近い温度を心地よいと感じる。熱すぎは肌の乾燥を引き起こす。

●モノを揃える

 
 

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